株式会社野口医学研究所(所在地:東京都港区虎ノ門1-12-9、代表取締役社長:堤 大造、以下:野口医学研究所)は、2021年6月より、社員の働き方改革の一環として、「週休3日制(32時間勤務/週)」を全社でプレ実施として導入いたします。
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制度の概要
本制度の対象となるのは取締役を除く全社員(30人)です。1週間の勤務日数は原則4日、1日の就業時間はこれまでと同様に午前9時から午後5時までの8時間とし、週32時間を規定の定の就業時間としました。休日は従来の土曜日・日曜日・祝日に、平日の1日が追加となります。また、「週休3日制」を人件費抑制の手段として導入する企業もある中で、当社が導入する本制度の大きな特徴は、給与、手当等の福利厚生をこれまでどおり維持する点にあります。
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「週休3日制(32時間勤務/週)」導入の経緯と目的
政府は現在、希望者が週に3日休めるようにする「選択的週休3日制」の普及を図っています。この制度は、所定内労働時間を削減し働き過ぎを是正するために推進された「週休2日制」とは異なり、休みを増やすことで、育児や介護と仕事の両立や、兼業や副業などをしやすくするほか、社会人の学び直しに活用してもらうことも狙いとされています。
当社ではこうした国の方針が出る以前から、限られた時間に集中して業務を行い、余った時間を趣味やボランティア活動、リカレント教育等、自由に活用することで自己実現に繋げてもらおうと「週休3日制」の導入を検討してきました。仕事を通じて成長することも重要ですが、広く社会の中で多様な活動をすることで人間的な深みが増し、時代の変化にも柔軟に対応できる人間が育つと考えています。即ち、 “会社人間”から脱却し、自己実現のために様々なことに挑戦してもらうことが、今回の「週休3日制」導入の狙いです。
期待される効果
本制度の導入により、限られた時間内で最大限のパフォーマンスを発揮することが求められるため、業務効率や生産性の向上が期待されます。そして、社員一人ひとりが自由に自分自身のために費やすことのできる時間を持ち、自己実現を果たすことによって、結果的に会社の大きな原動力となり、新しい価値やアイデアを創造できる社員に成長すると考えています。また、こうした職場環境の整備が新しい人材の確保にも繋がるものと期待しています。
当社では、今後も社員一人ひとりのワーク・ライフ・バランスの実現に向けた「働き方改革」を引き続き推進し、社員と会社に好循環をもたらす組織作りのための取り組みを積極的に進める所存です。
実施期間
2021年6月1日~2021年8月31日